「私のこの腰の痛みはなぜ？」(その5)

原因の説明ではありませんが、番外編として「身体の構造的類似点 」の説明をさせていただきます。

    以前の投稿では「筋膜のつながり 」 について、説明をさせていただきましたが、別に、痛みやコリのある筋肉をゆるめるために用いる筋肉を選択する上で、「身体の構造的類似点 」という視点を用いることがあります。
これは、解剖学的な構造、運動学的な観点から類似している点に着目して、治療に用いることのできる筋肉を選択できます。たとえば、腰と首は「身体の構造的類似点 」 ですので。腰の筋肉を緩めるのに首の筋肉を使用できます。
　同様に肩関節と股関節、肘関節と膝関節、首と手首、腰と足首などといったように、それらを「身体の構造的類似点 」とみなして治療に応用します。
治療家の方はお試してみてください。

今回で、「なぜ？シリーズの第一弾：腰痛編」を終了いたします
次回から、「なぜ？シリーズの第二弾：臀部・下肢のシビレ編」をお送りします。