「私『脊柱管狭窄症』って言われたけど、この痛みはなぜ？」(その2）

前回は、脊柱管狭窄症の原因は「脊髄神経の通る脊柱管が靭帯など軟部組織の肥厚化や骨の変性・骨棘化、腫瘍などにより脊柱管の内径が狭まり、脊髄神経を圧迫して。臀部や足に痛み・シビレが出る。最も特徴的なものに間欠性歩行があります」と申し上げました。

　でも、当整体室にも脊柱管狭窄症と診断された方がたくさん見えますが、原因は別の事という事が多々あります。
　レントゲンの検査などで、脊柱管の狭窄が読み取れるものの、実際の原因は、腰椎の過剰な前弯により、シビレが起こっていたり、腰や他の部分の筋肉の硬結、コリにより臀部や足の痛み・シビレを起こしている場合も実際は多いのです。症状として脊柱管狭窄症の特徴とされている間歇性歩行でさえ、脊柱管の狭窄のためではないことがしばしばあります。
以降は(その3）に続きます。